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接ぎ木成立の
分子メカニズム解明
 
 

接ぎ木は古来より用いられてきた農業技術です。2つの異なる植物をつなぎ合わせて1つの植物個体として生育することで、片方の植物からもう片方の植物に優良な形質を与えることができます。一般的に、接ぎ木は近縁の植物同士で行われますが、タバコ属植物は遠縁な植物であっても接ぎ木を成立させる「異科接ぎ木」の能力を持っています。しかしどのような分子がはたらくことによって異科接ぎ木が成立しているのかは十分に理解されていません。我々は2種類の植物の間にタバコ属植物を挟むことで、これまで不可能とされてきた組み合わせの植物を接ぎ木できるiPAGという技術を開発した野田口博士(京都大学)と共同研究を行い、その解明に取り組んでいます。

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